寄り道なし!iPhoneアプリ公開までの10の道のり
iPhoneアプリで、一晩で億万長者に。最近そんな話を聞くことが多い事と思います。
国内のスマホ市場におけるiPhoneシェアは高く、当然iPhoneアプリで当たれば非常に大きいです。また、個人でもまだまだ大企業に戦える状態であるため、参入するなら今だと思います。
しかし、いざiPhoneアプリを作ってみたいと思っても、まず何から手を付けていいか迷うかもしれません。
そこで今回は、iPhoneアプリをAppStoreに公開するまでの手順を紹介したいと思います。
1. MacPCを購入する
2. Xcodeをインストールする
3. アプリを企画する
4. 競合アプリを調査する
5. iOS Developer Programへ登録する
6. アプリを開発する
7. アプリをテストする
8. AppStoreにアプリの申請をする
9. アプリを公開する
10. 販促を行う
1.MacPCを購入する
まずはMacのPCの購入だ。iPhoneアプリはMacのPCでの開発が前提のため、ないと始まりません。
どれを選んでも問題ありませんが、ディスプレイサイズが13インチ以上のモデルをおすすめします。
これは、開発段階になって感じるのですが、iPhoneアプリは、複数の画面の切り替えが必要なものがほとんどです。
複数の画面を並べて確認しながら開発するため、最低13インチ以上のディスプレイの方が断然見やすく、開発もスムーズなのです。おすすめは、持ち運びに便利で動作も軽い、MacBookAirの13インチモデルです。
2.Xcodeをインストールする
iPhoneアプリの開発には、Xcodeというアプリが必要です。
AppStoreで無料でダウンロードできるため、すぐにダウンロードして欲してください。このアプリにはiPhoneシミュレータが内蔵されており、iPhoneが無くても動作が確認できます。
実はこの機能は、スマホサイトを作る際にも非常に重宝します。いちいち手持ちのiPhoneを開かなくてもサイトのレイアウトなどを確認できるからです。
3.アプリを企画する
アプリ開発にとって最初の山場は、この企画段階です。
この企画の善し悪しで、アプリの売れ行きが決まるといっても過言ではないでしょう。アプリの企画については、また別の記事で詳しく紹介したいと思います。
4.競合アプリを調査する
ある程度アプリの企画が固まったら、競合となるアプリを調査します。
この調査次第では、アプリの企画を調整する必要もあります。考え方によっては、調査までを合わせて、アプリの企画と言うこともできるとおもいます。
実際の調査は、単純で、競合となりそうなアプリを片っ端からダウンロードして、使用感などを試してみることになります。無料も有料も同ジャンルで競合しそうなものは、お金を惜しまず試すべきでしょう。
また、調査の結果、そのジャンルで既に定番と言われるアプリが存在し、自分の企画力や開発力では勝ち目がないと考えたなら、撤退することも重要な判断です。むしろ、無駄な開発をさけるために調査をしている部分もあるため、賢明な判断と言えるでしょう。
5.OS Developer Programへ登録する
開発するiPhoneアプリが決まったら、OS Developer Programへ登録します。
これは、AppStoreにアプリをリリースするために必要な登録です。これが終われば、作ったアプリを自分のiPhoneに入れて、試すことができます。(逆に言うと、この登録が済むまでは、iPhoneの実機でアプリを試すことができません。)
登録までは長くても1日みていれば大丈夫なので、開発を始める前日に行えば問題ないでしょう。
詳しい方法は若干複雑であるが、下記の記事を参考にしてください。
6.アプリを開発する
ここまでの準備が整ったら、いよいよ開発の開始です。
iPhoneアプリの開発には、objective-cというApple独自のプログラミング言語を覚える必要があります。これまで、JAVAなどの他のプログラミング言語に触れたことがある人は独学でもいいと思いますが、プログラミング初心者は、スクールや通信講座で学ぶ方がよいでしょう。
objective-cは決してわかりやすい言語とは言ないので、独学では嫌気がさしてしまう可能性が高いです。
なお、開発期間はアプリによって様々だが、iPhoneアプリは実際にマーケットに出してみるまで、売れるかどうか予想しにくいところがあります。開発期間を長くとりすぎると、開発費を回収できないことがあります。
また、ユーザーからのレビューを機能実装することで、売り上げを伸ばすことも多々あるため、まずはマーケットに出してみることが重要でしょう。
7.アプリをテストする
開発が終わったら、AppStoreに申請するまえに、テストを行います。
このテストは、バグをなくすという意味の他に、身近な人に使ってもらって、感想を受けるという意味もあります。
予め感想を受けていれば、次のアップデートで何をすべきかがおおよそ予想がつくため、すぐに作業に入れます。
8.AppStoreにアプリの申請をする
テストが終わったら、いよいよAppStoreにアプリの申請をします。
この申請内容をもとに、Apple側が審査を行い、クリアしたものだけが、AppStoreへリリースされます。審査内容は様々ありますが、ポイントとしては、
・Appleのガイドラインに沿っているか?(アダルトNGなど)
・バグがないか?
・類似しすぎているアプリはないか?
などでしょう。
調査・テストをしっかりと行い、アダルト表現に気を付ければ基本的には問題ないでしょう。
9.アプリを公開する
審査が終わればいよいよ公開です。
審査自体は通常2週間ほどで終わります。審査が終われば、審査時に設定しておいた公開日に合わせて公開されます。
10.販促を行う
無事アプリが公開されたら、早速販促を始めます。
iPhoneアプリは運良く新着アプリなどに表示されれば、ある程度のダウンロード数が見込めるが、運の要素もあるため、自分で販促する必要がある。
アプリの販促については、様々な方法があるので、詳しくは別の記事で紹介しますが、正攻法としては、AppBankなど影響力の強いアプリのレビューサイトで取り上げてもらうことでしょう。
事前に有力な媒体をピックアップして、積極的にアプローチするのがよいでしょう。
まとめ
iPhoneアプリ公開までの道のりは下記のようになります。
1. MacPCを購入する
2. Xcodeをインストールする
3. アプリを企画する
4. 競合アプリを調査する
5. iOS Developer Programへ登録する
6. アプリを開発する
7. アプリをテストする
8. AppStoreにアプリの申請をする
9. アプリを公開する
10. 販促を行う
iPhoneアプリ市場はまだまだ成長期にあります。今後アプリ長者と呼ばれる人がどんどん増えていくでしょう。
アナタもいち早く参入し、アプリ長者になってほしい。その時の手引きにこの記事がなれば幸いです。
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タグ:iPhoneアプリ