イタズラ入札を防ぐヤフオクの入札制限の使い方

ヤフオクでせっかく落札されたのに、実はイタズラ注文だった。
今のヤフオクは基本の出品手数料が無料のため、大打撃という訳ではありませんが、せっかく売れたと思ったものが、実はイタズラ入札だったと分かったときは、正直、結構なショックです。
ヤフオクでなぜイタズラ入札をするのか?そこを考えても仕方ありませんので、どうやったらイラズラ入札を防げるのかを考えていきましょう。
さて、ヤフオクのイタズラ入札を防ぐ方法の一つに入札制限を方法があります。
今回は、入札制限を使ったイタズラ入札の防ぎ方を紹介します。
1.ヤフオクの入札制限とは?
1-1.入札者評価制限
1-2.入札者認証制限
2.イタズラ入札を入札制限で防げる理由
2-1.悪い以下の評価が多く、総合評価が「マイナス」になっている
2-2.新規アカウントで一度に大量の入札をしている
3.入札制限の具体的な設定
1.ヤフオクの入札制限とは?
ヤフオクの入札制限とは、オークションごとに入札できる人をある一定の条件で制限する機能のことです。
ヤフオクの入札制限には以下の2つの種類があり、それぞれ制限する条件がことなります。
1-1.入札者評価制限
入札者評価制限とは、入札者がある一定レベル以上の評価を得ている人のみ入札できなくする機能です。
評価による制限には、評価レベルによってさらに2つにパターンがあります。
1-1-1.総合評価での制限
総合評価、つまり、今までの評価ポイントの合計が、「新規」または「0」以上の場合のみ入札できる機能となっています。
この機能を使うことで、半数以上の取引で悪い評価を得ていない入札者に制限をすることができます。
ただし、この機能では、同じ「0」以上でも、よい評価と悪い評価が相殺しあった結果、「0」以上の人と、良い評価だけで「0」以上なのかを区別することはできないので、注意が必要です。
1-1-2.悪い評価の割合での制限
この機能は、評価の中の「悪い」の割合で入札を制限できます。
具体的には、6人以上から評価を受けている場合で、「悪い」「非常に悪い」の割合が40%以上だと入札できません。
この機能を使うことで、総合評価は「0」以上ですが、悪い評価が多いユーザーからの入札を防ぐことができます。
使う場合は、「総合評価での制限」と合わせて使うとよいでしょう。
1-2.入札者認証制限
入札者認証制限とは、ヤフオク側が設定した認証のいづれかを完了していないと入札できない仕組みです。ヤフオクが設定している認証は以下です。
①モバイル確認を完了している
モバイル確認を完了しているYahoo! JAPAN IDからは入札できます。モバイル確認とは、スマートフォンなどのモバイル端末の確認のことです。
②Yahoo!プレミアムに登録している
Yahoo!プレミアム会員は入札できます。Yahoo!プレミアム会員はヤフオクやYahooショッピングをより便利に安全にする機能や、お得なクーポンなどをGETできるサービスです。
③本人確認を完了している
本人確認が完了しているYahoo! JAPAN IDからは入札できます。本人確認は本人確認書類のやり取りなどを行い完了します。
④モバイル確認または本人確認が不要なYahoo! JAPAN IDで利用している
「モバイル確認または本人確認が不要な場合」の条件を満たす場合は、入札できます。「モバイル確認または本人確認が不要な場合」とは、Yahoo!BBやYahoo!カードなどに入会しているIDで、安全性が高いYahoo! JAPAN IDとすでに証明されているものです。
⑤2013年10月6日以前に、ヤフオク!を利用したことがある
それ以前に質問、入札、出品を行ったことがあるYahoo! JAPAN IDでご利用の場合は、入札できます。
2.イタズラ入札を入札制限で防げる理由
ヤフオクでイタズラ入札をする人を完全に見分けるのは至難の業ですが、その人のアカウントを見るとある程度の傾向があることが分かります。
2-1.悪い以下の評価が多く、総合評価が「マイナス」になっている
これはわかりやすいパターンです。
「総合評価での制限」と「悪い評価の割合での制限」を併用すれば、入札を回避できます。
そもそもこういった評価がついている方は、イタズラ入札でなくとも、マナーが悪かったり、クレーマーだったりすることが多いので、イタズラ入札を防ぐ目的でなくとも、制限をかけておきましょう。
2-2.新規アカウントで一度に大量の入札をしている
経験からイタズラ入札者は、新規でヤフオクアカウントを作って、一度に大量の商品を落札もしくは入札します。
イタズラ入札者ということがヤフー側に分かるとアカウントを削除されるため、一気に落札しようとする傾向にあります。
これを防ぐには「入札者認証制限」をかけておきましょう。イタズラ入札者は個人情報を知られるのを嫌いますので、認証をしない傾向にあります。
ただし、上記はあくまで傾向ですので、お気を付けを。
3.入札制限の具体的な設定
さて、ここまでで、イタズラ入札の傾向と入札制限の種類は理解できたかと思います。
では、実際にどの制限をどのタイミングで設定すればよいのでしょうか。
私の基本的なヤフオクの入札制限のかけ方ですが、その商品の初回の出品の際は、「総合評価での制限」と「悪い評価の割合での制限」のみ使用しています。
「入札者認証制限」は悪意のない入札者のハードルになり、落札金額が低くなる可能性があるので、初回の出品では基本的には使用していません。
ただし、市場の流通数が多く、オークファンなどで落札金額の相場がほぼ一定の金額の商品(ゲームソフトやカメラなど)は初回から「入札者認証制限」をかけています。
これは、上記の条件が満たされれば、入札の制限があったとしても、一定の金額で落札される可能性が高いためです。
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